IValueConverterについて、文字列をバインドしてIValueConverterで色に変換したものをバインドすることがあったのでメモ。
図のように色を変更するような場合に利用する。
色の情報は文字列や数値として保持し、バインドするときにSolidColorBrushに変換してからバインドするような場合に利用する。
CardBackgroundConverter.cs
public class CardBackgroundConverter : IValueConverter
{
#region IValueConverter Members
public object Convert(object value, Type targetType, object parameter, System.Globalization.CultureInfo culture)
{
string colorCode = (string)value;
SolidColorBrush color =null;
if(colorCode == "") { return null; }
var alpha = System.Convert.ToByte(System.Convert.ToInt32(colorCode.Substring(1, 2), 16));
var red = System.Convert.ToByte(System.Convert.ToInt32(colorCode.Substring(3, 2), 16));
var green = System.Convert.ToByte(System.Convert.ToInt32(colorCode.Substring(5, 2), 16));
var blue = System.Convert.ToByte(System.Convert.ToInt32(colorCode.Substring(7, 2), 16));
color = new SolidColorBrush(Color.FromArgb(alpha, red, green, blue));
return color;
}
public object ConvertBack(object value, Type targetType, object parameter, System.Globalization.CultureInfo culture)
{
throw new NotImplementedException();
}
#endregion
}
使い方(一部抜粋)
<UserControl x:Class="TaskManager.controls.Card"
xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markup-compatibility/2006"
xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008"
xmlns:local="clr-namespace:TaskManager.controls"
xmlns:converter="clr-namespace:TaskManager.converter"
mc:Ignorable="d"
Height="Auto" Width="250">
<UserControl.Resources>
<converter:CardBackgroundConverter x:Key="BackgroundConverter"/>
</UserControl.Resources>
<DockPanel Background="{Binding ColorCode,Converter={StaticResource BackgroundConverter}}"/>
</UserControl>
仕様変更などで色の種類が増えた場合にも、文字色の選択肢を増やすだけで対応が可能。
色以外にもVisibilityなどもIValueConverterで変換できる。
例)ある選択肢の値が1,2,5の時は別のコントロールを非表示。それ以外は表示など
正直慣れないうちは何をしているのかよくわからない。
慣れてくると段々、見るポイントが分かってくる。
デザイナをみてバインド時にValueConverterを指定していれば何の値(バインドされているプロパティの値)がそのコントロールの何のプロパティを変更しているかわかる、気がする。
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